こんにちは!
旅するバリスタTomokoです。
私は今までにオーストラリアに何度も行っていますが、いつもカンタス航空を利用しています。そして機内で映画を観るのですが、オーストラリアに行くたびに観てしまう映画があります。
それが今回ご紹介する『オッドボール〜ペンギン救出大作戦〜』です。
動物好き&子供にもおすすめのオーストラリア映画『オッドボール』
画像 : Standard.net.au
私がこの映画を初めて観たのはおそらく2015年の12月に初めてメルボルンへ行った際の機内だったと思います。機内で映画を観るときに、いろいろなカテゴリーがありますが「オーストラリア映画」の中にこの『オッドボール〜ペンギン救出大作戦』がありました。オリジナルのタイトル名は『Oddball』です。
映画『オッドボール』あらすじ
誰にでもその子にしかできないことがあるーー
実話に基づいた物語。
ちょっと変わった養鶏農家のスワンピー・マーシュと彼の孫娘オリビアの楽しくハートフルなドタバタ家族物語。2人は絶滅の危機に瀕したフェアリーペンギンをきつねから守るため、みんなに内緒でトラベルメイカーの犬、オッドボールをペンギン・ガーディアン(番犬)にしようと訓練します。果たして2人はこの海辺の町を救い、家族が離れ離れになることを防ぐことができるのか!?
トラブルメーカーのオッドボールがペンギンを守る番犬に!?
オーストラリアの観光名所「グレート・オーシャン・ロード」の西端とも言える小さな町、ワーナンブールの海にミドル島という島があります。この島はかつてはフェアリーペンギンが何千と生息するペンギンの島でしたが、2000年頃からきつねが侵入して捕食されついにペンギンが10羽以下にまで激減してしまいました。ペンギンの島は閉鎖の危機に直面し、そこで働いていたエミリー・マーシュは職を失い、故郷を離れなければなりません。
ちょっと変わり者の養鶏農家のエミリーの父、スワンピー・マーシュは、この事実にショックを受けます。ペンギンの島を守っていた妻が亡くなり、その跡を継いだ娘エミリー。エミリーの9歳の娘、オリビアは家族をつなぐ唯一の存在です。
そして、そこにはスワンピーの飼犬、手に負えないトラブルメーカーの、マレンマ・シープドッグのオッドボールがいます。暴走したオッドボールは、町のメインストリートを破壊しそうな騒動を起こしたりして町の人にうとまれるオッドボールとマーシュ一家。ペンギンの島が閉鎖されたら、エミリーは娘を連れてアメリカ人の観光コンサルタント、ブラッドリーと一緒に町を離れると決めました。
そうなると、スワンピーは彼の娘と孫娘と離れ離れになってしまいます。
ある日、スワンピーはけがをしたペンギンを見つけ、手当てをするために島から家へ連れ帰りました。すると、鶏の番犬としては全然役に立たないオッドボールが、ちゃんとぺンギンを守っていたんです!
そして、その姿を見てスワンピーはいいアイディアが浮かび、オリビアと無茶な計画を立てます。
それは、手に負えないいたずらっ子で気まぐれなオッドボールをなんとかペンギン島の番犬にするため、たったの2週間で訓練しようというのです。
スワンピーとオリビア、そしてオッドボールは、ペンギン保護区と家族、そして故郷の街を守ることができるのか!?
映画の見どころ「動物・大自然・家族の絆」
この映画は大人でも子供でも楽しく観れると思います。その中でも私が感じる見どころは、絶滅寸前のフェアリーペンギンをどう守り増やしていくのかということや、オーストラリアの大自然、家族の絆、そして出てくる動物(特にオッドボールとペンギン)たちです。
おすすめ① 表情豊かで愛嬌のあるオッドーボール
「手がかかる子ほどかわいい」とよく言いますが、オッドボールはその典型です(笑)トラブルばかり起こして、殺処分されそうになったりもするのですが、ペンギンを見つめるときの表情がとってもかわいいんです。そしてペンギンを守るという才能が開花し、きつねから守るその姿はまさにヒーロー。性格はとても優しい犬ということがペンギンを見つめる表情からも伝わってきます。また、世界一小さいと言われるフェアリーペンギンもとても愛くるしいです。
おすすめ② オーストラリアの雄大な自然!
メルボルンでも人気の観光地、グレート・オーシャン・ロードやペンギン島などが映りますが、オーストラリアの大自然の美しさや雄大さを映像からも十分に感じることができます。私はこの映画を観た後に実際に、グレート・オーシャン・ロードに行きましたが、やはり生で見ると迫力満点!!地球のすごさを改めて体感することができました。
おすすめ③ 家族の絆
おじいちゃん(スワンピー)、娘(エミリー)、孫(オリビア)そしてオッドボールは「ペンギンを守ることでペンギン島を存続させる」と同じ願いを持っていますが、その中で紆余曲折しながらも家族とオッドボールがひとつとなってペンギン島守っていくところに心がほっこり温まります。
感動して泣ける!というよりは、ドタバタ・痛快ながらも心温まる家族の絆といった感じ。
オッドボール15歳の生涯
ワーナンブールのミドル島のフェアリーペンギンを守る番犬として大活躍し、たくさんの人に愛されたオッドボールは2017年2月に15歳の生涯を終えました。
今回ブログを書くにあたり、オッドボールについて調べていて2017年に虹の橋へ渡ったことを私は知りました。2017年2月ってちょうど私が2回目のメルボルン旅行に行ったときで、このときにグレート・オーシャン・ロードにも行きました。そしてその観光バスの中のテレビで映画オッドボールを流していて2度目の鑑賞をしました。このとき、日本の映画館では上映していなかったけど人気の映画なんだなぁと思ったんです。
オッドボールがなき今、ペンギンたちはどうなっているのか心配になりますがご安心ください。オッドボールの活躍によって、マレンマ・シープドッグが担うペンギン保護プロジェクトが定着し、後継者がオッドボールの後を継いでいるようです。そしてペンギンの個体数も大幅に増加しているとのこと。
- ワーナンブールミドル島のウェブサイト↓
まとめ
オーストラリアに行かなければ知らなかったオッドボールの存在。実話が元になっていて自然環境や動物保護問題についても考えさせられる映画オッドーボール、日本でも上映すればいいのにと思いました。ハートフルでコミカル、かわいいペンギンやオッドーボルが魅力いっぱいのオーストラリア映画は、動物好きの方や小さなお子様にぜひ観ていただきたい作品です(^^)
ここまでお読みいただきありがとうございました!
▼初心者向けのコーヒー教室【体験60分】始めました!▼
▼体験を受けたあとは【入門編】講座へ!!▼
コメント
Tomoさんこんにちは。
オッドボールって初めて聞きました♪2度も見る機会があったってことは人気なんでしょうね♪動物大好きだし、オーストラリアの実話の話ってことなのですごく気になります!
いつか絶対見てみます!きっかけをくださりありがとうございました(^^♪
ララビーさん、コメントありがとうございます!
オッドボールめちゃくちゃ可愛いですよ!舞台もメルボルンでグレートオーシャンロードとか映るので見てて楽しいです^^
ぜひ機会があったら見てみてください♪