こんにちは!
旅するバリスタTomokoです。
5月に入って暑い日も増えてきて、
最近私はいつもアイスコーヒーを淹れて飲んでいます。
アイスコーヒーの季節に向けて、初心者さんでも美味しく淹れられるアイスコーヒーの
作り方について今回は紹介していきます!
アイスコーヒーの種類
普段何気なく飲んでいるアイスコーヒーですが、
作り方がいくつかあって、それによって味わいが変わります。
自分の好みの味を知ることができれば、自分で淹れるのはもちろん、
カフェで飲むときも今まで以上に美味しくコーヒーを楽しむことができますよ!
急冷式アイスコーヒー
急冷式アイスコーヒーとは、ハンドドリップで淹れたコーヒーに氷を入れて一気に急冷して作る方法になります。
味の特徴は、深煎りコーヒー豆の場合は香りが立ち、キレがあり目が覚めるような感じ。
浅煎りコーヒー豆の場合はフルーティーでコーヒーというよりも紅茶のようにすっきりしています。
水出しコーヒー
水出しコーヒーはコーヒーの粉を水に浸けながら抽出する浸漬法と、
点滴のように水を落として抽出する透過法があります。
水でじっくり時間をかけて抽出するので、口当たりなめらかでコクのある味わいです。
アイスアメリカーノ
アイスアメリカーノはエスプレッソを水で割ったもので、上の2つよりもさっぱりしているけど
甘さと風味豊かさを感じれます。
エスプレッソは金属フィルターなので、コーヒーの旨味もしっかり抽出されていて、
さっぱりしながらもコクがあるのだと思います。
エスプレッソがベースだから一見苦そうと思いますが、飲みやすく苦さはあまり感じないので
グビグビ飲めてしまいますよ!
アイスコーヒーの淹れ方とレシピ
アイスアメリカーノはエスプレッソマシンがないと作れないので、
ハンドドリップの急冷式で淹れる方法か、水出しコーヒーの2つが自宅で作るにはおなじみかと思います。
アイスコーヒーを作るポイントとしては、氷で薄まるので水っぽく仕上がらないように
濃いめに抽出するのが重要になってきます。
急冷式アイスコーヒーの淹れ方
用意するもの
- ドリッパー
- サーバー
- コーヒー用ケトル
- スケール
コーヒー豆は22g、中挽きのものを使用します。(お好みで調整してください)
サーバーに氷120gを先に入れます。
注ぐお湯は120ml。
淹れ方は基本的にホットと同じ要領ですが、味を濃いめにしっかり出したいので、
ホットの時より少し細く注ぐようにします。
1投目0〜15秒 30ml(30秒まで蒸らす)
2投目30〜45秒 30ml追加(スケールに表示されてる重さは60ml)
3投目1:00〜1:10秒 30ml追加(スケールに表示されてる重さは90ml)
4投目1:30〜1:40秒 30ml追加(スケールに表示されてる重さは120ml)
2分ほどでドリッパー内のお湯が落ちきったら、
ドリッパーを外してマドラー(スプーン)で
氷とコーヒーをよく混ぜます。
グラスに氷を入れてコーヒーを移したら完成です♪
急冷式アイスコーヒーでは、抽出が終わってすぐにかく拌することが重要です!
そうすることで香りや味を一気に閉じ込め、キレのある香り高いアイスコーヒーになりますよ!
今回使用している器具はハリオV60になりますが、
別の器具でも同じレシピ・淹れ方でも全く問題ありません^^
ちなみに、2杯取りの場合、単純に豆の量を倍にすればいいわけではないので要注意!
倍にすると44gですが、この量で淹れるとかなり濃い味になってしまいます。
なぜかというと、ドリップではドリッパー内でコーヒーの層を作ることでコーヒーの成分を抽出しやすくなり、美味しいコーヒーを淹れることができます。
コーヒーの層がしっかりできていないと、コーヒーの成分も十分に抽出されず薄い味になってしまいます。
そのため1杯で淹れるときは粉を少し多めに使用して作っているんですね。
2杯で淹れるときは十分なコーヒーの層が作れるので、2倍にする必要はないということになります。
今回のレシピなら豆は40gほどあれば大丈夫です。
氷とお湯は倍量で淹れると、1杯取りと同じような味になりますよ!
水出しコーヒーの淹れ方
水出しコーヒーは急冷式よりも簡単です。
用意するものは水出し専用のポットのみです!
サイズにもよりますが、ハリオのものだと1リットル用が¥1000くらいで売っています。
1リットルで作る場合、
中挽きにしたコーヒー豆100gを専用のストレーナーに入れます。
その後、粉の上にお水を1リットルまで注いでいきます。
あとは8時間〜10時間ほど冷蔵庫に入れておくだけです!
水でじっくり抽出するので、時間がかかりますが
寝る前に作れば朝には出来上がるので、とっても簡単!麦茶と同じ要領で作れますよ。
専用のポットじゃなくても、お茶や出汁用の不織布バッグでも作れます。
急冷式よりも一度に量を作れるので、消費量が多いのなら水出しコーヒーがおすすめです。
HARIO(ハリオ) フィルターインコーヒーボトル 650ml ブラック
まとめ
一般的に、アイスコーヒーは深煎りの豆が多く売られていますが、それは冷たいと酸味を感じやすく、日本人には酸味のあるコーヒーはあまり馴染みがないからです。
浅煎りでも深煎りでもどちらでも美味しく飲むことはできるので、
その時の気分でいろいろな味わいのアイスコーヒーを楽しんでくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
コメント
[…] 記事にしましたが、ドリップでアイスコーヒーを淹れる方法です。 […]